旨い魚をいろいろ美味しく!

鯛の塩釜焼き ~皆の歓声が聞こえる!~

鯛を大量の塩で包み、蒸し焼きにする調理法です。簡単に作れます。
お祝いの食事のテーブルやパーティやおもてなし時に作ると「ワァーッ!」と歓声があがることうけあいです。


<鯛の塩釜焼き>

<スズキの塩釜焼き>

鯛以外にも、スズキ、イサキ、メジナ、黒鯛、アマダイ等の白身魚でも作る事が出来ます。

焼き上がった時に絵が浮き上がるように、塩釜の上に卵黄で絵や文字を書いてもよし、主役の方に塩釜を割ってもらう儀式の演出を加えると、さらに盛り上がります。

塩釜焼きのそもそもの由来は、戦国時代までさかのぼります。
豊臣秀吉は朝鮮出兵の際、玄海灘の鯛を大阪の母に届けました。そのときに、うまみを損なわないように鯛を塩で包んで焼いたのが塩釜焼きの始まりだといわれています。
冷蔵庫のない時代、内陸部に届ける際に、保存目的でこのような調理手法がとられていました。

[材料(4人前)]
・鯛 1匹 (ウロコ、エラ、内臓を取り除いたもの)
・ローズマリー   2枝
・タイム      2枚
・卵白       3個分
・粗塩       1kg
・小麦粉(薄力粉) 200g
・ダシ昆布     5cm角 数枚
・大葉       8枚
・レモン      1個
・オリーブオイル  適量

[作り方]
① 粗塩と小麦粉(薄力粉)を軽く混ぜ合せる。(小麦粉を混ぜるのは、塩釜を割りやすくするため)
② 卵白と少量の水を加えて、良く混ぜ合せる。
③ 鯛の腹にローズマリーとタイムを詰める。
④ 天板にアルミホイル(耐熱皿でも構いません)を敷いて、鯛の大きさに合わせて②を薄くのばし、
  昆布、大葉、鯛の順に乗せる。
⑤ 鯛に日本酒を少し振りかけ、鯛の上に昆布、大葉の順に乗せる。(昆布と大葉を逆にしても構いません)
⑥ 全体を塩で覆う。
⑦ 卵黄で模様を描いて、180℃のオーブンで1時間程焼く。
⑧ 食卓で塩を金槌などで割って、中の鯛を取り分けていただく。(頭から尾の方向に塩をはがしていくと皮がはげない)

レモン、オリーブオイルをかけて、またお好みで醤油をたらしていただきましょう。
お子様は特に骨に気をつけてお召し上がりください。
はがした粗塩は再度使用できます。

美味しく焼きたてをお召し上がりいただくために、食べる時間から逆算して焼き始めるのがおすすめです。

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