富山湾のお魚プロフィール 旨い魚をいろいろ美味しく! お魚よもやま話 富山ってどんなとこ?(観光・文化・歴史)

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2014.10.21
スケトウダラ
スケトウダラは、富山湾では水深300m~500mの寒冷な日本海固有水域に生息しています。 成魚の大きさは60cm、最大で全長90cm、体重1,400gに達します。 多く獲られるのは初夏から夏であり、ほとんどが延縄や刺し網で獲られています。 スケトウダラの漁獲...
2014.10.21
アイナメ
アイナメの身は脂肪の多い白身であり、そのことから関西では「あぶらめ」とも呼ばれています。 北海道から九州までの各地の沿岸(浅い岩礁域)でごく普通に見られる魚です。 体色は生息地の環境により黄、赤褐色、紫褐色など様々ですが、 繁殖期のオスには黄色の婚姻色が現れます...
2014.10.15
神秘の海 富山湾の不思議(Ⅲ)
神秘の海 富山湾の不思議(Ⅲ) ~ 魚津市沖の蜃気楼 ~ 富山湾では、春に対岸の建物や海上の船が、長く伸びて見えたり、逆さまに見えたりする不思議な現象が起こります。 これは温度差(密度差)のある空気層中で、光の屈折が起こると見られる現象で、蜃気楼(しんきろう)と言います。 蜃気楼には種類があります。 ...
2014.10.15
イカの吸盤とタコの吸盤
イカの吸盤とタコの吸盤 ~両者の吸盤の構造はまったく異なります~ イカやタコの腕には、どちらにもびっしりと吸盤が付いています。 一見すると両者の吸盤は、大きさが違うだけに思えるかもしれませんが、吸盤の構造には大きな違いがあります。 ...
2014.10.15
荒巻サケと塩ブリ
荒巻サケと塩ブリ ~お正月用や積雪の期間の保存食~ 晩秋から冬にかけての富山湾で、その存在感を誇示するかのような大型魚の双璧はブリとサケですが、特に寒ブリは「富山湾の王者」と呼ばれています。 両者は共に、昔から富山(北陸)では、お正月用や積雪の期間の保存食として無くてはならぬ食材でした。 荒巻サケも塩ブリも作りかたは一緒です。サケで作ったものが荒巻サケであり、ブリで作ったものが塩ブリです。 ...
2014.10.15
ヤリイカ
スルメイカを夏イカというのに対し、ヤリイカは冬イカとされています。 味が良い上に綺麗なので高級魚として扱われます。 その姿はケンザキイカ(赤イカ)と良く似ていますが、ヤリイカは手(足)が短く、細いので容易に区別することができます。 北海道以南の水深100mを...
2014.10.15
サケ(白鮭)
11月11日は「鮭の日」です。知っていましたか? 鮭と言う漢字は、魚偏に「圭」で、これをもじって、「十一、十一」で11月11日を「鮭の日」と定められました。 誰が決めたかと言うと、新潟県村上市です。 サケは、古来より日本で親しまれており、日本の食卓に欠かせない国民的な魚です。 ...
2014.10.07
神秘の海 富山湾の不思議(Ⅱ)
神秘の海 富山湾の不思議(Ⅱ) ~ 寄り回り波の脅威 ~ 富山湾では、風の無い穏やかな日に、突然高い波が襲ってくることがあります。 それは強い冬型の気圧配置のとき、北からの暴風によって北海道の西海上などで発生した高波が、大きなうねりとなって南へ伝わり、半日から1日かけて富山湾にやってくるからです。 富山湾は沿岸近くまで深い地形になっているため、波のエネルギーは衰えることなく、沿岸までやってき...
2014.10.07
神秘の海 富山湾の不思議(Ⅰ)
神秘の海 富山湾の不思議(Ⅰ) ~ 海越しの絶景 ~ 海晴(あまばらし)海岸から氷見(ひみ)海岸にいたる海岸線から、富山湾の海越しに浮かぶ立山連邦をながめることが出来ます。 このように、陸から海越しに高い山(3000m級)を眺めることが出来る場所は、世界でも富山湾しかないと言われています。 この景色は地元の人でさえ、いつでも...
2014.10.07
バショウカジキ(バレン)を捌く
バショウカジキ(バレン)を捌く ~ノコギリでワイルドに~ バショウカジキは北陸地方ではバレン(葉連)と呼ばれ、富山湾では 初夏から秋にかけて水揚げされます。 体長は2m以上、体重は60kgに達する大型魚であり、これを切り身にさばく工程はかなりワイルドです。 まず、体表をタワシでこすり、屏風のような背びれをノコ...