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立山博物館 ~立山信仰の拠点集落の施設で立山の歴史と文化に触れる~
[立山博物館]は、富山市から約30km離れた立山山麓の芦峅寺(あしくらじ)にあります。
ここ芦峅寺は、かって立山信仰の拠点集落でした。現在でも、平安時代の中頃に起源を持つ立山雄山神社、室町時代に起源をもつ閻魔堂、姥堂基壇、鎌倉時代の石仏をはじめ、およそ840基にのぼる石仏群があり、立山信仰の原風景をなしています。
立山博物館は博物館施設と、かっての立山信仰の中心であった立山中宮寺閻魔堂および周辺の石仏を含めた歴史的遺構などを有機的に結びつけた広域分散型の博物館となっています。博物館の施設構成は13haという広い敷地内に、教界・聖界・遊界と名付けられた3つのゾーンで構成されており、それぞれのゾーンごとに施設が配置されています。
展示館(常設展、年2回の特別企画展)、映像資料で立山の自然と「立山曼荼羅」の世界を体感する映像ホール遙望館、「立山曼荼羅」の世界をオブジェやアート等で体感するまんだら遊苑の三施設を中心に立山の精神的世界を展示しています。
さらに、13haの敷地にかつての景観をしのばせる「宿坊」や「布橋」、「うば堂基壇」などの復元施設を含めて11施設を有します。
立山博物館の見どころは、単に展示館の展示物を観覧するにとどまらず、地域の歴史的空間の散策などを通じて体感することにあります。
出来れば、時間をかけてゆっくり散策し、「癒し」の時間を満喫してみて下さい。
<立山博物館>
立山博物館HPより
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